IXO

可 能 性

Potential

良い建物を、いつまでも供給しつづけること・・・ それは、私たち建築に関わるものにとっての使命であり、理想。 「IXO」は、その理想を実現させる大きな可能性を持っています。

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Potential

株式会社ATC商品開発部 部長

山口 誠

IXOに込めた、ATCの使命

建築業が抱える課題を解決するために誕生した、IXO

IXOを簡単にいうと、建築業が抱える課題を解消する技術の結晶です。
ご存じのように、地震をはじめとした災害に対する社会的ニーズの高まりとともに、例えば、防耐火の基準を満たすためには、梁、柱、壁の防耐火材を組み上げたときのわずかな隙間も許されないなど、法で定められた建築基準への対応の厳密化も進んでいます。
建物の性能・品質を高めるために、そうした隙間を埋めるような細かい作業をすれば、コストがかかるのは当然です。しかし一方で、床面積から施工費を割り出している発注者側からみると、得体の知れないコスト増と思われてしまいます。
そうしたコストの折り合いをつけるための負担や、技術をもった職人の不足という事情もあいまって、多くの建築会社様、工務店様が非常に頭を悩ませているというのが現状です。
IXOは、そうした課題へのATCとしてのアンサーなのです。高い性能を持ちながらも、コスト削減を実現する建築技術を、日本全国の発注者ならびに建設に係わる皆さまに提供していきたいと思っております。
既成概念を抜け出した先に、次の可能性が見えてくるとATCは考えています。IXOブランドは、そうした我々の哲学の結晶です。まだまだ建築業界の課題は山積みです。その全てが解決される日まで、IXOは新しい技術にチャレンジし続けます。

建築業に係わる全ての皆さまに、ベストアンサーを

第一弾となる「IXOフレームキット」では、ボルト締めという簡単な施工だけで、厳しい建築基準に準拠した建築を可能としました。
それは、工場製作で部品化し、建築現場ではボルト締めし組み立てるという考え方です。
この「IXOフレームキット」で私たちが注力したのは、如何に現場での工数・工期を減らすことができるかということ。部材自体の低価格化はさることながら、それよりも現場での人的・時間的コストを削減することこそ、課題解決の鍵があるとATCは考えています。
もちろん、コスト削減はしても、ハイレベルな安全性を示すことができなければ意味がありません。「IXOフレームキット」は、早稲田大学名誉教授の曽田氏らとともに、新たに開発された工法です。これには曽田研究室で考案された制震機構が搭載されているなど、災害対策を重視する社会の要求にしっかりとお応えする性能をもっています。
また、これまでも大手ハウスメーカーが様々な工法を独自に実現していましたが、誰もが自由に選択し、扱えるものではありませんでした。しかし、IXOにはそうした垣根はありません。日本全国、全ての建築企業様、工務店様にご提供できる体制を整えています。

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